100歳のピアノの音色

先日、京都にある森田ピアノ工房さんで開催された

フランスのピアノ『ERARDエラール〜を楽しむ会』に行ってきました♫

1927年生まれの90鍵あるピアノです♫

森田ピアノ工房さんを訪れるのも初めてですがエラールのピアノを聴くのも初めてでワクワク♡

始まる前にピアノをじっくり見ようと思っていたのですが、コロナ蔓延で出演する方も減り、開始時間が早まって、着いた時にはもう開演していて残念ながらそばでは見れませんでした💧

工房での演奏会♫色んなピアノに囲まれて嬉しくなっちゃいます♡

演奏は、主催者の北岸さんの、セブラックの曲から始まり続いて、ショパンのスケルツォ。

ショパンの曲に変わった瞬間、ピアノが響き出し、エラールの美しい音に酔いそうになるほどでした♡

ショパンはプレイエルのピアノを弾いていた事は有名ですが、このエラールの響きを絶賛していたそうです♫

大人のカフェ付きレッスンに来てくださっているNさんが出演されるので、この会を知ったのですが、この工房のエラールはもともと琵琶湖ホールにあったもので修復作業のために森田ピアノ工房さんへ来たのだそうです♫

最近、知人に勧められて読んだ2冊の本 (ドビュッシーとの散歩、ドビュッシー最後の1年) の著者である青柳いづみこさんが、去年の夏、琵琶湖ホールでこのエラールのピアノの演奏会を開催する予定だったそうです。コロナ蔓延で演奏会は残念ながら中止になったそうなのです…

人も音楽も、ふとしたきっかけで

次々と繋がっていくんだなぁ〜と

しみじみ思いました。

そのNさんは、私の大学の先輩で声楽科なのですが「歌うよりもピアノが好き」と、大学時代も歌の先生よりも私のピアノの師匠のところにいる時間の方が多かったというエピソードがあるほど♫

森ピアノ教室の発表会にも毎年、友情出演してくださいます♡

今回のエラールを弾く会では、ドビュッシーの『レントより遅く』を演奏されましたが、どのように歌うかがとても難しいこの曲も、Nさんの素晴らしい感性でとても素敵な良い演奏をされていました♡

ドビュッシーも曲によってはエラールと相性は良いのではないでしょうか♫

ちなみに…ドビュッシーはエラールではなくブリュトナーのピアノを愛していたとか♡

色んなピアノのことがわかりやすく載っている本がこちら↓

ピアノの師匠のお家には、スタインウェイとベーゼンドルファーがあり、どちらも思うように音を出さず、特にベーゼンは慣れるまでに時間がかかったのを思い出しました♫

このエラールを聴いてピアノってこれほど弾く曲によって鳴り方が違うのだと ビックリしました♡

100歳のピアノの音色は意外にも力強い美しいものでした♡

知れば知るほど、奥が深いピアノの世界♫

もっともっと色んなピアノに触れてみたい♡  触れるには色んな作曲家の曲を弾きたいな♫と思ったのでした♡

**オススメ動画**

森田ピアノ工房さんでエラールのピアノを演奏されております♫

曲も面白い♫スペインのモンポウ『ショパンの主題による変奏曲』

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